コンプライアンス

ガイドポイントの堅牢かつ業界をリードするコンプライアンス・プラットフォームで
クライアントとアドバイザーに安心を提供します。

コンプライアンスは、ガイドポイントのサービスの核となっています。この概要では、当社のコンプライアンス・プログラムの重要な側面をいくつか説明します。包括的に網羅するものではなく、当社の手法や機能を解説していきます。クライアントにはそれぞれ固有のニーズがあることを認識しているため、クライアントがカスタマイズされたコンプライアンス管理を追加できる、柔軟性のあるプラットフォームを構築しました。

当社の取り組みは主に、アドバイザーの適切性、プロジェクトの適切性、プロジェクト・レビューの3 つの段階に分かれています。

アドバイザーの適切性

基本的なルール: ガイドポイントでは基本的なルールを実施しており、すべてのアドバイザーはコンサルタント業務を行う前にこれに同意していただく必要があります。これらのルールは、当社のアドバイザーの境界を明確にしており、治験、雇用主、競合他社などの取り扱いの難しい問題に直接対処できるようにしています。より詳しい内容については、基本的なルールあるいは規約をご覧ください。

指導: ガイドポイントでは、いくつかのツールを使用してアドバイザーにコンプライアンスについて指導しています。これには、アドバイザーの責任を説明した後に、アドバイザーが様々な事例に当社のルールを当てはめて一連の質問に答える、インタラクティブなアドバイザー向けコンプライアンス講座などがあります。アドバイザーは、当社のネットワークに加わる前にこの講座を完了したことに同意して、コンサルテーションの前には過去 12 か月以内にアドバイザー向けコンプライアンス講座を受けていることを各コンサルテーションを行う前に示す必要があります。別のトレーニング ツールには、アドバイザーからよくある質問への回答があります。

バックグラウンド・チェック: グローバル・リスク・インテリジェンスというサービスを通じて、すべての新しいアドバイザーに、また当社を通してコンサルテーションを行ったアドバイザーから相当数をサンプル抽出して、定期的なバックグラウンド・チェックを行っています。このチェックでは、とりわけ、米国や海外での犯罪履歴、また米国食品医薬品局 (FDA) の禁止措置や GSA (一般調達局) の EPLS (Excluded Parties List System) を網羅しています。

雇用主がコンサルテーションを禁止する場合: ガイドポイントでは、企業がその従業員にネットワークへの参加を禁じていることがわかった場合、その企業の従業員をアドバイザーとして受け入れることはありません。このポリシーを遂行するために、ガイドポイントがこのような禁止事項を認識した時点で、雇用者データベース・レジストリにその企業を記録します。リストに登録された会社の従業員として当社のデータベースで認識されたアドバイザーが、コンサルテーションに参加することを許可しないよう、このレジストリリストはガイドポイントの IT プラットフォームで自動的に読み込まれます。

企業情報のデータ・フィード: ガイドポイントでは、子会社などを含む企業のデータを提供する外部の企業情報サービスして、そのデータを当社の IT プラットフォームへ落とし込み、コンプライアンスにおける制約に適用するのに役立てています。

プロジェクトのコンプライアンス

プロジェクトマネージャーによるスクリーニング: 各プロジェクトの開始にあたってプロジェクトマネージャーは、求められた専門家や情報がガイドポイントのルールに沿っているかどうかを判定するため、依頼内容を確認します。プロジェクトマネージャーは、クライアントに追加情報を依頼し、必要に応じてガイドポイントの法務・コンプライアンスチームに協力を仰ぎます。

クライアント向けスクリーニングのカスタマイズ: クライアントから、カスタマイズで追加の管理事項をプロジェクトに適用するよう依頼される場合があります。このような管理事項には、特定の条件に適合したコンプライアンスのスクリーニングの質問、専門家選択にあたってのクライアントの承認、必要なアドバイザーの同意などが挙げられます。

各プロジェクトごとのコンプライアンス再確認: アドバイザーは各プロジェクトを実施する前に、ガイドポイントの規約に一致したコンサルテーションを行うことに、同意する必要があります。

コンプライアンス管理のオートメーション: 当社独自の IT プラットフォームでは、プロジェクトマネージャーがすべてのコンプライアンス・スクリーニングを完了し、クライアントによる必要なコンプライアンス承認を取得するまで、プロジェクト・ワークフローの次のステップに進むことができないようになっています。

アドバイザーのコンプライアンスに対しての支払い: 当社のアドバイザーは、ガイドポイントのコンプライアンス規則に違反する内容を求められていると判断した場合、いかなるコンサルテーションも終了する義務があります。この理由により早期に終了する場合は、アドバイザーには当初のコンサルテーション料金が全額支払われます。

プロジェクトのレビュー

系統的レビューとフォローアップ: 当社ではコンプライアンスのプロをフルタイムで採用しています。このチームは、さまざまな段階でプロジェクトをサンプル抽出してレビューを行い、さらなる検討を必要とする問題を見つけます。必要に応じて、さらに問い合わせを行なってフォローアップを行います。当社のルールに違反するアドバイザーは、当社のサービスから除外される場合があり、これまでにも何人か除外されています。

記録管理: 当社は、あらゆる段階でプロジェクトをレビューできる独自の IT プラットフォームに多額の投資を行っており、依頼とコンサルテーションの完全な監査記録を提供しています。

クライアントのプロジェクト・インターフェイス: 当社のクライアント・インターフェイスでは、クライアントのコンプライアンス担当者が使用状況やプロジェクトの詳細をリアルタイムで監視し、必要に応じてコンサルテーションの情報をダウンロードすることができます。